皆さんは映画を選ぶとき何を重要視していますか?
ストーリー?キャスト?話題作?それとも友達に勧められたものしか観ない?
私は結構な確率でジャケ(表紙)で選ぶ事が多い気がします。
そしてジャケがイイなって思う映画は高確率で面白い事が多いです!
逆に言えばジャケが「パッとしないな」って思う映画は面白くない事が多い・・・
しかしこの「エンド・オブ・ホワイトハウス」は私の常識を覆してくれた。
ジャケがビミョーなのにメチャクチャ面白かったのです!
そんな事は本当に滅多にありません。なかなかない事例にテンション上がったのでこれからレビューしていきたいと思います!
感想
テンポが良かった
狙われた大統領の護衛という一見ありふれた内容のストーリー。しかしそれを感じさせない程、テンポが良かった。
急展開の連続だけど話が分からなくなるという事がない。
上映時間が(調べて記載)と決して短くはない映画だが、時計の針を気にすることなく観終える事が出来た。
ラストにドカンというより・・・
ラストシーンに全てをかける!←コレ、アクション映画にありがちだと思います。
ラストに見ごたえあるシーンをもってくるのは良いですが、ラストを観たくならないほど、その他のシーンを疎かにしてしまっては本末転倒です。
でもこの映画は逆にラストは控えめです。
いえ、正確に言えば、ラスト以外のシーンが素晴らしい。
手に汗握る銃撃戦の数々やロケットランチャーぶっ放すシーン、そして仲間の裏切りと見どころ満載!!!
そしてアクションシーンと、そうじゃないシーンのバランスがイイのでアクション好きはもちろん、アクションに馴染みのない方も楽しめる作品となっています。
気になる点
モーガン・フリーマン
モーガン・フリーマンってズルくね?って思ってしまう。この映画だけじゃなくて他の映画にも言える事なんだけど「大した事してないのに出る大物感。」が凄い気が・・・
大したことしてないは失礼かもしれないけど、でも登場回数や台詞の量の少なさ、そしてアクションシーンには参加しない。
それでも感じる「大物感」。他のアクション映画でもアラン(モーガン・フリーマン)のようなポジションの人は出てくるけど毎度思うのは「なにこの小物感。」ということ。
なんか浅いんだよなぁ。「キミ、大して凄くないでしょ?」「たまたま運がいいだけで上り詰めただけでしょ?」って思ってしまう。
しかしモーガン・フリーマンは違う。映るだけで「オーラ半端ねえ。」「こやつは今まで数々の戦場を潜り抜けてきたんだろな」って思ってしまう。
なんでだろう。顔の作りなのかな?
そう思うのは私だけでしょうかね?(笑)
マイク(主人公)の味方が無能すぎる
これもアクション映画あるあるですが、この映画は特に力の差を感じます。
敵がホワイトハウス襲撃時なんて顕著に描かれています。まず身体出しすぎ問題。
すぐ近くに柱なり、壁なりあるのにも関わらず、身を隠すことなく敵に応戦しすぎ。
市警ならまだしも、捜査官や護衛に対しては「君たち本当に護る気ありますか?」と聞きたくなる。
重機関銃が登場したシーンなんて、味方の無能さが目立ちすぎ!!
「めちゃくちゃ音デカいじゃん!」「前線やられてるの分かるじゃん!」「勝ち目ないじゃん、引き際分からないのかな?」と言った思いが頭をよぎりまくる。
その他にも同じような事が言えるシーンがあったが、まぁ少しきになっただけで、作品自体が十分楽しめた!
作品情報&予告
作品情報
上映時間 | 120分 |
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公開日 | 2013年6月8日 |
監督 | アントワーン・フークワ |
キャスト | ジェラルド・バトラー、アーロンエッカート、モーガンフリーマン他 |
制作年度 | 2013年 |
制作国 | アメリカ |
予告
まとめ
ありきたりな設定ですが、それを上回る面白さがありました。
ジャケがパッとしなくても、中身は面白かったです。
人を見かけで判断してはいけないのと一緒ですね!(笑)
という事でこれでレビューを終わります。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
