観た映画を5段階で評価し、感想をお話してます。
アクション

映画『ザ・クエイク』感想「え?あのシーン納得できる奴いんの?」

さぁさぁやって参りました。今宵も私ミスターカラスが、映画の感想を書いていきます。

今回、観た映画は2019年4月26日公開した映画「ザ・クエイク」。制作国はノルウェー。ある日突然超巨大地震が起き、主人公クリスチャンは散り散りになっている家族の救助に向かうが・・・

という所謂ディザスターパニックモノというわけですが、この映画ノルウェーで空前の大ヒットを記録。なんと2018年度の自国作品の興行収入トップを獲るというですね。自国では超大ヒットを記録した作品なんですね。

ノルウェーは日本ほどではありませんが、地震がよく起こるみたいですからきっと「他人事じゃない!これは観なきゃ!」という気持ちで劇場に足を運んだのでしょうね。

ということでですね。2018年度ノルウェー興行収入1位の「ザ・クエイク」の感想を語っていきたいと思います。

 

 

映画「ザ・クエイク」の感想

パニック少なめ、ドラマ多め。それはそうとキミたちはアソコのシーン納得出来た!?

ということでですね、感想を書いていきます。

この映画のジャンルを言うと先述した様にですね、ディザスターパニックモノなんですが、それを意識して観てみるとパニックの要素薄めなんですね。

というのも、まず一般市民がそこまで死なないという。死なないだけじゃなく傷を負う人もそこまでいない。そしてそこまでギャーギャーわめかない。

てかそもそも、パニックタイムが少ない。そうなんです。なかなか地震起きないし、起きてもそんなにパニックしてない。という物足りなさ。

これじゃぁけちょんけちょんに批評してしまうので観方を変えました。

この映画は人間ドラマに重きを置いているんだな。と。

そうです人間ドラマに重点を置き、絆や愛をテーマにしているんだと。

そうして観方を変えてみると納得いきます。第一幕では主人公クリスチャンとその子○○(名前忘れた)のやりとりを丁寧に描いてましたし、その後も、クリスチャンと別れた妻○○(また名前忘れた)との冷め切っているようでちょっぴりほろ苦さも感じるやりとりがこれまた丁寧に描かれていたので、なるほどそういうことか。と

カラスは納得しましたね。

少しクドイくらいのやりとりが後から活きてくるのねと。

そして終盤、起こるわけですよ、超ビッククエイクが・・・

その時、クリスチャンは別れた妻とエレベーターの中で二人きり。別れていなかったら、いや付き合う前なら、超理想的な状況です。

超巨大地震が起こってる真っただ中で、エレベーターという超密室空間に二人きり。絶対絶命の状況の中で次第に結ばれ行く二人。中二病なら一度は考えたことがある状況ではないでしょうか。吊り橋効果も働いて、もうお手の物という、男子目線では、最高のシチュエーションですが、

この時のクリスチャンからすると、最低最悪な状況でございます。なんてったって目の前は別れた妻ですから。

あの状況何の得もございません。ただただ嫌なだけでございます。まだタンスの中におばあちゃんと二人で隠れていたほうがマシでしょう。えぇ設定は家族で家の中でかくれんぼです。再現性が高いリアルかくれんぼでございます。

はい、ということでですね、主人公クリスチャンから出るのは嫌な汗。嫌な汗しか出ません。他の液体状のものは1デシリットルすらでません。健康な人間から安全な液体が危険な状況の時に出るというなんとも普通な状況ですが、

普通なのはクリスチャンだけ。周りは一大事です。

二人は地震で止まってしまったエレベーターからどうにか脱出しようとします。

少々てこずりましたが、なんとかクリスチャンはフロアに脱出。そしてあとは妻が、いや元妻ですね、元妻が出れば、ミッションコンプリート。

冷や汗が嬉し涙に代わるワケですね。男なら誰しも嫌であろう状況から脱し、クリスチャン的にも、物語的にも最高でしょう。

ということでですね。そんな最高の場面をまだかまだかと待ちわびている私がいました。

なんといっても、このシーンの為に序盤のクドイくらいの家族劇があったわけですからね。期待しないワケないでしょう。

生憎ハンカチは持ち合わせておりませんので、ティッシュを用意です。ハンカチ王子ならぬ、ティッシュ王子と読んで頂ければ幸いです。

ティッシュをこれでもかと、用意し、待ちます。なんてったっていっぱい出ちゃいますからね安全な液体が。

ということで実にティッシュ4枚を手にして(いつもは3枚)ジーっと機を窺っていたら、 ついに来ました。

今作のクライマックス。

展開はよくあるアレですね。エレベーターのロープにぶら下がる妻を漢の意地という必殺技を使って引き寄せる。

先にフロアに辿り着いたクリスチャンが、「受け取れ!」といってロープをパス。

見事にキャッチ。余裕かと思いきや、エレベーターが大きく揺れ、ロープごと下がってしまう。

絶望的状況にあきらめかける妻、あきらめきれない夫。おっと元をつけるの忘れていました。それくらい白熱の展開です。きっと離婚間際の関係性が今こうして再現されているのでしょう。

話を戻します。

あと少しです。なんせ絶対にあきらめないマンがいますからね。

「僕は、超人的なパワーは持っていない。それにどちらかというと頭脳派タイプだ、だからこのこれ超苦手なシチュだけど、でも愛の力で、ラブパワーで乗り越えてみせつんだーーーーーーーー!」

といった副音声付きで必死に手繰り寄せようとする、クリスチャン。

元妻もさっきまでの表情とは一転。火事場の馬鹿力を発揮します。

そして二人の愛が重力に勝った時、最高の物語を生むのです。

と言おうとした瞬間。エレベーターごと元妻は落下。泣き崩れるクリスチャン。

ゆっくりとフェードアウト・・・

 

 

 

次の場面

 

 

となるのですが、「いや待て待てと」

 

 

そりゃおかしいだろと。

何故そこで元妻落としたのよ。と。だってそれしたら、終わりでしょうが。

物語的に最悪でしょう。

私的にも最悪でしたよ。

こっちはわざわざティッシュ4枚準備して、万全の体制で臨んでいるのに、まさかこんなことになるとは。

いやぁどう考えてもおかしい。

だってかなり丁寧に描いてきてたんですよ、二人のこと。それなのに俺の顔ほどあっさりと消え去るなんて。

いや百歩譲ってですよ、百歩譲ってリアル感は出てましたよ。皆が皆生き延びていたら超巨大地震って何?ってなりますからね。

それは分かります。分かりますけど、やっぱり納得いかない。

だってリアル感だしたいなら、あの状況じゃなくてもよかったでしょ。

例えばほら、瓦礫の下敷きになって・・・とかで十分なはず。てかそっちのがリアルでしょ(笑)

ね?

あんなに、使い古されたお決まりの展開使って、これでもかというくらい引っ張って、結局落ちました――――――。

って納得いかないわぁ。

リアル感出すなら、そこじゃないでしょと。

ということでドラマ多めではあったものの、なんかモヤモヤしてならない。そこは素直に無事救出し涙!で良かったんじゃないかなぁと思いました。

ということでですね。なかなかカオス的なパニック加減を想像していたのですが、なかなかそんな状況にならないので、ドラマティックな作品なんだろうと思って観ていたら、主要キャラを意味もなく切り捨てる超アッサリドラマでございました。

 

とはいえ、その後はハラハラドキドキの展開になり・・・

そんなこんなでちょっと、いやかなーりげんなりさせられたのですが、意外や意外、先ほどのエレベーターシーンのあとにですね。

かなり心拍数⤴系のシーンが用意されていたのですよね。

終盤クリスチャンが娘と、クリスチャンの同僚の娘を救出しにいった場面。

状況説明は割愛させていただきますが、あのあと一歩でI Can Fly状況ね。

いやクリスチャンよく動けるなというのはさておき、抜群のカメラワークと風、イイ感じの風量感といいますか、服がヒラヒラ、髪の毛ヒラヒラ、して心臓高まりまくるんですね。

いや私が若干の高所恐怖症というのもあるかもしれませんが、それを差し引いても迫力あるシーンだったと思いますよ。

あのシーンで急に面白くなりましたね。

そうこういうのが観たかったんだよと。

ということでですね。

エレベーターシークエンスを帳消しにとはいきませんが、最後の最後に画面越しでもちびっちゃいそうな圧倒的スリリングシーンが用意されていて嬉しかったですね。

 

おわりに

ということでですね。

期待値は越えませんでしたがまぁまぁ楽しめた作品でございました。

ということでこれにて映画「ザ・クエイク」の感想を終わりたいと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

ABOUT ME
ガタヤン
ガタヤン
今まで観てきた映画は累計1000タイトル以上。専業主夫をしながらオススメの映画を紹介していきます。1番好きな映画は『ジョー・ブラックをよろしく』。趣味はテニスとサッカー観戦とサウナです。質問などあれば【お問い合わせ】をご利用ください。