観た映画を5段階で評価し、感想をお話してます。
アクション

映画「トレイン・ミッション」感想

2018年公開の「トレイン・ミッション」という映画を観ましたので感想を書いていきたいと思います。

主演はリーアム・ニーソン。繊細な演技が評価され続け、海外では大活躍。

そんな彼が今作はなんと顔だけじゃなく、身体も駆使すると聞いてアゲアゲエブリナイト状態でございます。

ということでこれより感想を書いていきます。

 

映画「トレイン・ミッション」の感想

ズバリ、バランスがイイ

一言でいうなら、バランスがいいアクション映画。

アクション要素とドラマティック要素がうまく溶け合っているので、非常に見やすい。

それに現実感と非現実感のバランスも絶妙。アクションシーンはありそうっちゃありそうなので、興ざめしないし、程よくテンションが上がる。

という様に色んな意味でバランスがいい作品という印象でした。

 

ではこの映画の1番の見どころはなんだったかというとやはり、リーアム・ニーソンの「事件に巻き込まれていく感」でしょう。

謎の組織にハメられて、蜘蛛の巣に絡まる獲物みたいに動けば動くほど、状況が悪くなっていくあの感じ、非常にスリリング。

そしてその最悪な状況を良く回る口と老いぼれた身体を駆使して打破しようとする様子。応援するしかないでしょ!

という感じで巻き込まれてリーアム・ニーソンに引き込まれていく私。ラストシーンまで飽きることなく一直線でした。

 

善人は報われる。非常に気持ちがいいラスト。

序盤はなんだか嫌な感じがしたんですよね。

悪に加担してる感がしてならなくて。

しかし、終わってみれば超スッキリ。勧善懲悪の物語で良質なカタルシスを得ることができました。

ということで鑑賞後マイケルの変化を振り返ってみたんですけど、それが結構面白いんですよね。

 

冒頭のマイケルは極めて受動的で、正義感もあまりないんですよね。お金パクろうとするし(笑)

事件に関ろうとする理由はお金欲しさとちょっとした興味。

中盤になると、色んな人が死ぬこと、そして家族を人質にされることによって「自分が事件に巻き込まれている」ということを認識します。

この時のマイケルの状態は、お金欲しさ3割(肌身離さず持ってましたから)、恐怖3割、正義感3割といったところでしょうか。

様々な気持ちが入り混じってます。それもそのはず、事件の全体像が見えてないですからね。

そして終盤です。電車の切り離しを率先してするマイケル。この時は恐怖や欲望は皆無です。家族を助ける為、そして乗客を助ける為、一心不乱に立ち向かいます。

最初のマイケルとはまるで別人。お金のことなんて一切考えてないですし、行動も主体的です。

犯人捜しに夢中になって、振り返るまで気づきませんでしたがマイケルはたった1日で大きな成長を遂げていました(笑)

それに大金が入ったバッグが吹き飛んじゃって、残念感が否めないですが、よく考えてみると結果オーライなんですよね。

正義感溢れる行動を評価されて、警官に戻れましたから、もうお金の心配はしなくていいってわけです。

お金失くしたのはちょっと残念な気もしますが、逆に良かったんじゃないかなと思います。だって盗んだお金で暮らしてたら罪悪感でおかしくなりそうでしょ。リストラされたこと家族に言えない繊細なマイケルなら尚更です。

それに本人も辞めたくて辞めたわけじゃないですし、警官に戻れて良かったでしょ!と

言う様にですね、結果的にみれば万々歳なんじゃないかなと。観てるこっちもとっても清々しい。

よく、善人は報われないという言葉を耳にしますが、そんなことはねぇよとマイケルが証明してくれました。

ということで非常に痛快、そしてキレがいいラストでした。パツキン女のあの「ヤラレタ」と言わんばかりの表情も堪らんかったです。

 

ガチめのアクションとゆるめのユーモアの配合加減がイイ

アクションに関しては期待以上の仕上がり。この時66歳、いや65歳かな?いずれにしても決して若くはないその身体であれだけ激しい戦闘を繰り広げられるとは思ってもみませんでしたよホント。

ギター振り回すシーンなんて、そこらのロックバンドよりロックだし、ワンツーパンチはそこらのボクサーよりボクサーでした。

そんな予想GUYによる予想外のアクションシーンに見事にしてやられたわけですが、予想外なのはアクションだけではありません。

ハムスターの糞程度ではあるものの、とっても質が高いコメディシーンが思い出せる限りでも二つはありまして、非常に笑わせてもらいましたよ。

座ってるのに、座れ!って言われて困り顔で「座ってますけど・・」と言うあの場面とかね。パニック状態で何言ってるか自分でも分かってないけどとりあえず指示する無能駅員と、震えるくらい怖いが目の前の駅員がラりってることは理解出来てる乗客という構図が妙に面白い(笑)

 

コメディ感ありすぎて、作品自体をチープにしてる感じもしないのが素晴らしいと思いますね。

そこらへんは、役者さんの演技力の高さや、編集によって切り替えが上手に出来てるのかなと。

とにもかくにも、酢豚の中に少しだけ入ってるパインのように、主張を抑えつつもアクセントをつけるあのコメディシーンの配合加減は絶妙でした。

 

おわりに

あの年齢でも果敢にアクションに挑戦しちゃうリーアム・ニーソンには心打たれました。

月並みなこと言いますが、いくつになってもチャレンジ精神を忘れない人間でいたいです。

ということでこれにて映画「トレイン・ミッション」の感想を終わります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

 

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ガタヤン
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今まで観てきた映画は累計1000タイトル以上。専業主夫をしながらオススメの映画を紹介していきます。1番好きな映画は『ジョー・ブラックをよろしく』。趣味はテニスとサッカー観戦とサウナです。質問などあれば【お問い合わせ】をご利用ください。