観た映画を5段階で評価し、感想をお話してます。
ヒューマンドラマ

【ネタバレあり】映画『こんな夜更けにバナナかよ』鹿野の生き様に涙。

12月28日に(上映初日)品川にあるT~~にて『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』を観てきました。

私邦画はあまり観ないタチなのですが、いやぁ泣けた。

本作が実話なのは観る前から知っていましたが、観終わった今、改めて意識してみたら「本当に凄い話だったなぁ」と痛感しております。

それでは早速レビューしていきたいと思います。

鹿野について

何故あんなにワガママなのかが分かった瞬間に涙が溢れた

鹿野さんのワガママっぷり凄かったですよね。午前2時にいきなりバナナのおつかいを頼んだり、買ってきてくれたハンバーガーのお店が違っただけで、怒鳴りつけたり。違うの買ってきて、萎える気持ちは分かるけども怒鳴らなくてもいいじゃんって。

でも周りのボランティアの人は笑ってるし、コントみたいなノリなのかな?って思いながら観てた。

そんなワガママな鹿野さんを観てるうちに「なんかおかしい」って思い始めました。

だってあまりにワガママすぎるもん。鹿野さんはポジティブな考えも出来るのに、終始ワガママになるメリットって何?って感じ。

ワガママに慣れているボランティアの人はいいけど、新しく入ってきたボラにあんな態度してもいい事なんて何もないじゃないかと。

むしろ気まずい空気が流れたり、ボラが辞めたりしてマイナス面での影響が大きいんじゃないのか!

な~んて考えたりしながら観てたわけですが、母との回想シーンが流れた時思いました。

「あぁそういうことか」って。

12歳の時、医師から難病と診断され、20歳までしか生きる事が出来ない事を知った母はそれからめちゃくちゃ愛情込めて育てたワケですよね。

その大きな愛情が逆にプレッシャーとなった鹿野は反発しながら生きていく事に。

 

その理由は「母には自分の人生を生きてほしいから」

 

そしてその母には迷惑かけたくないという気持ちが強すぎるが故、ボラの人の前ではワガママになってやろうと。

ワガママと言うよりか自分に正直と言った方が正しいのかもしれない。

正直に生きるとボラに迷惑がかかる。でもボラの人たちは温かい心で鹿野の迷惑を、迷惑じゃなくてワガママとして捉えてくれたのだろうね。

本編では詳しく描かれてはなかったけど、きっと長年支えてきたボラ達は『鹿野のお母さんに対する想い』を気づいていたからどんな迷惑な事もワガママとして変換してこれたんじゃないのかな。

そしてその「気づき」が新しいボラの人にも伝わり、鹿野のワガママに応えていく。

普通の介護でも大変なのに、寝る時までみてないとダメだなんて相当大変だよね。

でも皆文句も言わず(たまに言ってたかも笑)支え続ける。想いって凄いね。

ワガママすると決意した鹿野

鹿野はいつどのタイミングでワガママしていこうって決意したのかふと気になった。

だって幼少期はあんなにイイ子だったんだ。

周りからしたらただのワガママかもしれないけど、本人からしたらかなり勇気がある事だよね。

だってきっと多少の罪悪感はあるだろうから、ワガママいう方も辛いと思うんだ。

そうじゃない?自分の要望を提示したとしても、他者の事を思うと、「やっぱいいよ、」って言っちゃうと思うな。

それでもあれだけワガママ振りかざすのはきっと今まで何回も何回も「これからどう生きるか?」「ボラの皆とどう接していくのか?」を考えてきたんだと思う。

いつまで生きれるか分からない身体だからこそ、1分1秒を誰よりも大切にし、悩みに悩んだ結果「最後までやりたいことやる。ワガママ言う。母にはワガママ言わない」っていう想いで生きていく事を決めたのではないだろうか?

それにしても、それにしても、皆優しいね本当に。

人に負担かけるという点で考えてしまうと思う事たくさんあるけれど、人と接するという点で考えたら皆楽しそうだったからいいんだよね多分。

てか本人はそれで良いからボラ続けてるわけだもんね。

鹿野が近くにいたらついていける気がしないと思うのは私だけなのか?

いざボラすることになったら慣れてしまうのか?

謎は深まるばかりである!

 

作品情報とあらすじ

作品情報

上映時間 120分
公開日 2018年12月28日
監督 前田哲
キャスト 大泉洋・高畑充希・三浦春馬他
制作年 2018年

 

あらすじ

北海道札幌市。鹿野靖明(大泉洋)は幼い頃より難病の筋ジストロフィーを患い、34歳になる今では体で動かせるのが首と手だけ。24時間365日だれかの介助がないと生きていけない体にも関わらず、医師の反対を押し切って病院を飛び出し、市内のケア付き住宅で自ら集めた大勢のボラ(ボランティアの略称)に囲まれ、自立生活を送っている。わがままで、ずうずうしくて、ほれっぽくて、よくしゃべって…!夜中に突然「バナナ食べたい」と言い出したりする自由すぎる男・鹿野を介助するボラは、彼と付き合いの長いベテランから、新人の大学生まで人さまざま。その一人、医大生の田中(三浦春馬)はいつも鹿野に振り回される日々。ある日たまたま鹿野宅を訪れた田中の恋人・美咲(高畑充希)まで新人ボラに勘違いされてしまう。おまけに鹿野は美咲に一目惚れしてしまい、田中は彼の代わりに愛の告白まで頼まれる始末…!最初は戸惑う美咲だが、鹿野やボラたちと共に時間を過ごす内に、自分に素直になること、夢を追うことの大切さを知っていく。ところが鹿野が突然倒れ、命の危機を迎えてしまう…。

引用元:映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』公式サイト

 

 

まとめ

皆さんはこの映画を観てどう感じましたか?

今さっき(12/28日)観たばかりの映画なので私と同じ感想の人がいるのか気になります。

基本的に邦画は観ない派の私ですが、この作品は満足度120%でした。

実話ってのが本当に凄いですよね。

それではこれで『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』のレビューを終わります。

最後まで読んでくれた方ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ガタヤン
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今まで観てきた映画は累計1000タイトル以上。専業主夫をしながらオススメの映画を紹介していきます。1番好きな映画は『ジョー・ブラックをよろしく』。趣味はテニスとサッカー観戦とサウナです。質問などあれば【お問い合わせ】をご利用ください。