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さぁ今宵も私ミスターカラスが映画を観た感想を書いていきます。
今回取り上げる映画は「ラ・ヨローナ 泣く女」
はいホラー映画でございます。普段はあまりホラー観ないんですが、夏ですので少し涼しさが欲しいということで借りてみました。
この映画は2018年5月に公開。監督はマイケル・チャベス。すみません初耳です(笑)
制作にジェームズ・ワン。ホラー好きなら歓喜なのではないでしょうか。
ジェームズ・ワンと言えば、「死霊館」や「ソウ」シリーズや、「ワイルド・スピード SKY MISSION」、そして最近では「アクアマン」という多くの大ヒット映画に携わっている人物。
二度目になりますが、ホラー好きならそれだけでテンションMAXでしょうね。
ということで、私は全くといっていいほど上がりませんんが、これより感想を書いていきたいと思います。
※この記事には若干のネタバレがありますのでご注意ください
映画「ラ・ヨローナ 泣く女」
物語が既視感アリすぎ
はいこれです。既視感がありすぎなんですよね。
乗り移る系ということが発覚したあと、呪術師に助けを求めにいく主人公ら。
ここまではまぁ。まぁ観れましたが、その後家に入りましたよね。もうそこでげんなりさせられましたよ。
「はいあとは撃退して終わりね。」といった感じで。もう先の見えすぎ感ハンパないです。
家でラ・ヨローナ撃退シークエンスとかもう既視感ありすぎでしょと。今まで何万回この手の展開使ってきたんでしょうかと、ね。
ということでですね。物語の使い古し感がありすぎでした。ひねり一切なしといってもいいくらい。
予算の関係上とかあるんでしょうけど、もう少しひねった方がいいと思いました。
ラ・ヨローナ怖くなさすぎ問題
いやあんなんで怖がる人いるんですか?
普通に綺麗な花嫁さんじゃん(笑)
見た目的にも全然怖くなかったですし、動きもCG感と言いますか、機械的に動いている感じがして、全然怖くなかったですね。
それもそうですが、ハッキリ映し過だったんじゃないかなと。
全部映すよりか、ちょっと見えるぐらいにしといたほうが良かったんじゃないかと思いしたね。ほらパンちら理論ですよ。全部見えるより、「あれ?今見えたんじゃ?」くらいの見え方した方が興奮するじゃないですか!
それと同じです。
全部はっきり映しちゃダメ。二回目の登場からは全く怖くないから(一回目は正直ちょっと怖かったのは秘密)
ということでですね、全く怖くなかったからな!
キャストの驚き方が怖さ半減の主原因なんじゃ
子供たちが毎度いいリアクションしてくれてたんですよね。「ギャー――――」的なやつ。
いいリアクションでした。
いいリアクションでしたが、それはお化け屋敷のサクラとしてやって欲しかったかな(笑)
驚きすぎなんですよ(笑)観てない人にはなんて言えば伝わるかな?あ。そうだ、「ホームアローン」感です。それか「フルハウス」感。
それらの感じが出まくっていて、コメディっぽくなっちゃってた気がしてならないんです。
それに呪術師も「ジャジャーン!」か「タッタラ―――!」か忘れましたが、それがコメディ感出し過ぎて、その結果全く怖くない。
ということで、ラヨローナ自体そこまで怖くないのに、登場人物たちが、さらに怖くなさを助長してしまっていて結果全く怖くなかったです。
本当にあのジェームズ・ワンが携わっていたのでしょうかという疑問が浮上します。(詳しく知らないけど)
ちょっとアクション風なのも、怖くなさの原因だった
時折魅せるアクション風な演出がこれまた怖さを無くしていたような気がしてならないんですよね。
屋根裏に逃げた子供らが、ラヨローナに見つかって、屋根裏中を逃げ回るシーンとか、なんかナショナルトレジャー風というか、ジュマンジ風といいますか。アトラクション感満載じゃないですか。
怖いってか楽しい演出ですよねアレ。
それに、ラストの十字架パスとか。ミッション・インポッシブルじゃないんですから。
こちとらそんな見せ場期待してないんですよ。そこに力割かなくていいからラ・ヨローナの見た目もっと怖くしてくれってね。
おわりに
ということで全くといっていいほど怖くなかったです。
要らない要素増やし過ぎな印象でした。ちょっときたいしていただけに残念。
ジェケは怖そうだったのになぁ。
ということでこれにて映画「ラ・ヨローナ 泣く女」の感想を終わりたいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
