観た映画を5段階で評価し、感想をお話してます。
ラブストーリー

映画「愛と銃弾」評価

エモーショナルなジャケ画が印象的な「愛と銃弾」

タイトルも愛と銃弾と決して相容れない二つの言葉が入っていてちょっとエモいですね。

エモいエモいしつこいって?

はい何を隠そう私ミスターカラスは、三度の飯よりエモいことが大好きということで別名エモエモおじさんとも呼ばれております。

ということで今日はそんなエモエモおじさんがエモエモ映画(勝手な予想)「愛と銃弾」の評価をしていきたいと思いますのでよろしくね!

 

映画「愛と銃弾」の評価

映画「愛と銃弾」の総合評価

風変わり、そして遊びの効いたミュージカルシーン。単純だけど、筋書きがしっかりしているストーリー。個性的なキャラたち。

というように見どころは多々あるのですが、3点をつけます。

身も蓋もないこといいますが、好みじゃないんですよねミュージカルシーンが。でも以外は良かったです。

ということで3点という結果になりました。

 

それではこっからは映画「愛と銃弾」の深堀り評価をしていきます。

評価項目は「ストーリー」、「映像」、「キャラ」の3つでございます。

 

「ストーリー」の評価

それではまずは「ストーリー」の関する評価からいきましょう。

本作は序盤にあるトリックが施されており、それが中盤にて種明かしされます。その為最初は少し分かりづらいのですが、種明かしされてからは序盤とは相対的に非常にシンプルなストーリーとなっています。

というようにミステリー要素もほんの一匙程度ではありますが、用意されいる。要素と言えば他あるのはミュージカル要素、ラブロマンス要素、そして、ノワール要素といいますか、若干ではありますがジョージ・クルーニー主演のオーシャンズシリーズを彷彿とさせるような展開もあったりして多岐に渡ります。

ですので多くの人に楽しんでもらえるような所謂娯楽作品であるのも本作の特徴の一つ。しかし、ジャンルが多くなってしまった為に1つ1つの要素が薄くなってしまっているのも否めない。「良く分からないまま終わってしまった」思う方も多いことでしょう。

かくゆう私もまさに今言った通りでして、「色々楽しめたけど、やっぱりもっと濃密なラブストーリーが観たかったなぁ」というのが鑑賞直後の率直な感想でございます。(私は今作をラブロマンス重視で観ていました)

ですが、これはあくまでも1度しか観ていない私の評価です。

というのはどういうことかというと、「二回目はハマる可能性もあるかもしれない」という事。二回目、ミュージカルシーンに着目して観たら1回目にはない感動があるかもしれませんし、3回目何も意識して観なかったらもしかしたら意外な事実が観えてくるかもしれません。

もしそうなら噛めば噛むほど味が出るスルメ的映画ということになります。スルメ的映画はこれまでもたくさん排出されてきましたが、この「愛と銃弾」は特にスルメっぽい。

まぁ私の勝手な憶測に過ぎないので、何とも言えませんが。暇があったらもう一度観てみようと思います。

というように良い所は「二回目、三回目と観方を変えて楽しめる映画」反対に悪い所は「ジャンル的な要素が多い分、ついていけない人は多い」ということでしょう

 

あ、良い所といえばですね。因果応報の法則がしっかりしていたとこは良かったかなと思います。単純明快なストーリーで登場人物の過去について深く掘り下げてはいなかったのは少し寂しい気がしましたが、それでも悪いことをした人には罰がある。反対にいいとこをした人にはいいことが起こる。

というようにしっかりと因果応報の法則が働いていたのでそこは浅めのストーリーに深みをもたらしてくれていんじゃないかな。それがあってラストシーンはほんわかカタルシスを感じたりも出来た気がするのです。

「もう少し、チーロとファティマの背景について取り上げてくれてもよかったのになぁ」

はいボヤキ失礼。

 

以上が私の「愛と銃弾」のストーリーに関しての評価。

総合的に判断したらまぁまぁ楽しめたといったところかな。

点数をつけるなら10点中6点!

 

「映像」の評価

続いては映像関連の評価。

鑑賞中の印象は「綺麗なショットが多いな」という事。

冒頭葬式にシーンで、最愛の夫が死に、悲しみに暮れる妻の登場シーンとか印象的でしたね。あの絶望的なショット。絶望的であると同時にアーティスティックにも見える。着ている服が華やかでそれを纏っている本人もオーラがあるというのもある。

カメラの撮り方もスロー&ローアングルを使っており、それらを強調しているよう。

というように一言でいうならおしゃれすぎるショットが今作には何箇所もあったんですよね。

ジェケ画もエモーショナルかつアーティスティックでしたし。

 

肝心のミュージカルシーンはどうだったかというと、個人的には好みではない。しかしハマる人はハマるという印象。

ミュージカルシーンへの入り方やシーン中の抜け感が独特。

前兆なくいきなり始まるミュージカルシーンにはちょっとついていけなかった。まぁそれがミュージカルの醍醐味でもあるんだけれど、なんかこう子供のお遊びの延長線上的な感じがしてしまって。これは入り方がそうさせてるのか、シーン中の自由気ままさがそうさせてるのか分かりませんが・・・

自由さと言えば終盤チーロとロザリオのラストバトルシーンでのミュージカルなんか顕著に表れてましたね。「えぇそんなのアリ」っていいう観方によれば大胆そして自由。観方によれば滑稽なシーン。ちなみに私は後者でした。

私は好きなシーンもありましたが、全体的にはナシだったかな。正統派ミュージカルが好きです。(何をもってかはわかりませんが)

好みでなにのも事実だが、遊びが効いてたのもまた事実。

独特のセンス。そして新しい着想は素晴らしいと思いました。序盤の棺桶の中のミュージカルシーンは最高にツボでした。

ということでミュージカルに関してはナシよりでしたが、ショットでみると綺麗で印象的なものが多く、存分に楽しませていただきました。

点数をつけるなら7点。

 

「キャラ」の評価

最後はキャラについて。

個性的なキャラが非常に多かったですが、その中でも特に印象的だったのは魚王ことヴィンチェンチオの妻であるマリア。

もう仕草、佇まい、表情どれをとっても一級品。

オーラも凄まじいし。

言ってる事やってる事はとても卑小というかくだらないんだけれど、そんなの関係なしに絵になっちゃう。

他の登場人物も魅力的なんですけどね。チーロなんか、最初ボスに従順な犬のようなスタンスだったのに、中盤以降では愛に生きる男として画面を駆け巡り、終盤ではいいパパ感というか旅行を楽しむ平凡な男感も漂わせて、非常に変化があり面白いキャラ。

ヴィンチェンチオに忠実な部下ジュンナーロも、自身の思いの丈をこれでもかというかというくらい、表情や声を駆使して目一杯表現していた。

不器用にしか生きられない男を見事体現していたと思います。

というように非常に個性的で魅力的な人物が多かったのですが、やっぱりマリアの存在感が圧倒的。

そんな大胆不敵な女マリアを見事演じたクラウディア・ジェリー二さんにはMVC賞(モスト・ヴァリアブル・キャスト)を贈呈したいと思います。

ということで点数をつけるなら10点中8点。

 

 

おわりに

一言でいうなら人を選ぶ作品でしたね。

ハマる人はドハマりするのではないでしょうか。

映画見過ぎて目が肥えてきた方やミュージカル映画すきだけれどもう大体観たって方は一度観てみた方がいいかもしれません。

ということでこれにて映画「愛と銃弾」の評価を終わります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

 

 

 

ABOUT ME
ガタヤン
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今まで観てきた映画は累計1000タイトル以上。専業主夫をしながらオススメの映画を紹介していきます。1番好きな映画は『ジョー・ブラックをよろしく』。趣味はテニスとサッカー観戦とサウナです。質問などあれば【お問い合わせ】をご利用ください。