みんな大好きヒュー・ジャックマンが主演を務める映画『プリズナーズ』
ヒュー・ジャックマンと言えば2017年に公開された『グレイテスト・ショーマン』で一躍脚光を浴びましたね!
演技が上手いだけでなく、歌も上手いなんて反則っしょ。
天に二物を与えられし存在ってやつですか・・・
羨ましすぎる。しかし妬んでいても何も変わらない。
「行動あるのみじゃ!」
っということで早速レビューを書いていきたいと思います!
評価
星4つです。
大台に乗りましたね。
名作と言っても過言ではないと思います。
ではでは理由を書いていきます!
高評価の理由としてまず「ストーリーの厚み」が挙げられます。
もうとにかく厚いしアツい!どのくらい厚いかっていうと「油揚げ8枚分くらいの厚み!」
その油揚げ(揚げたて)を一気に口の中にねじ込まれた時くらいの衝撃がありました。
厚いし熱いしアツいわけです。
序盤からシリアスな雰囲気がプンプンしていて、サスペンス好きには堪らない事でしょう。
どことなく洋画「ゾディアック」を連想させる映画でした。アレは名作中の名作ですからね。サスペンス好きな人でまだ観てない人はすぐ観るべきです。(かなり胸糞悪いですが)
次に『俳優たちの熱演』が評価点をグッと底上げしました。
我が子を誘拐された父を演じるヒュー・ジャックマンの怒り狂う演技。
10歳程度の知能しか持たない容疑者アレックスを演じたのはポール・ダノ。これでもかってくらい尋問しても口を割らない彼はかなりムカつきました。
事件を担当したロキ刑事を演じたのはジェイク・ジレンホール。表情を見ているだけでシリアス感が伝わってくるほど。
というように俳優たちの名演技が本当に良かったです。
以上の2点が功を奏し、4点という高評価を叩き出しました!
感想
TV画面を叩き割りたくなるほどムカつく容疑者
アレックスには本当にムカつきっぱなしでした。
正直、アレックスが犯人だと信じて疑わなかったので「もっと、もっといたぶれドーヴァー!」
「早くしないと娘の命がヤバイから畳みかけろ!」なんていう風に全力でドーヴァーを応援してましたね。
しかしながら無駄にしぶといアレックス・・・
「お前一体全体どこからその我慢強さ出てくるんだ?」ってくらい粘り続ける彼には怒りを通りこして尊敬してしまいそうになるとこでしたよ(冗談です)
今年の『ムカつく人大賞』はアレックスで決まりですね。
何回画面殴りそうになったことか・・・
そのくらい彼にはムカつきました。
ポール・ダノさん、あなたの演技には参りました・・・
ラストのどんでん返しにおめめまんまる。
アレックスが犯人だと信じて疑わなかったのでラストの展開にはビックリしました。
まぁボブが出てきてからアレックスが犯人である可能性は極端に低くなったわけですが、まさかアレックスの義母が裏で糸を操っていたとは・・・
言い訳がましいですが『ゾディアック』みたく、「犯人は分かってるけど証拠不十分で取り逃がす物語」だと思っていたんです。
まだまだサスペンス経験値が足りませんね。サスペンス映画観まくって脳を鍛えなきゃ。
でも結果的に犯人が捕まった(正確には息絶えた)事に関しては非常に満足しました。
後味悪いのは嫌ですからねぇ。
まとめ
非情に感情を刺激された映画でした。
そして2時間33分と言う決して短くはない映画でしたが、「ストーリーに厚み」があったおかげで飽きることなく鑑賞することが出来ました。
ラストの予想は大外れでした。悔しいのでこれからサスペンスやミステリーモノ観まくります。
ということでこれにて映画「プリズナーズ」のレビューを終わりたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
