観た映画を5段階で評価し、感想をお話してます。
SF

映画「ブレインゲーム」評価&感想 期待していた頭脳戦がイマイチ

ブレインゲーム目当てでレンタルビデオ店に行ったのに、まさかの全部レンタル中という状況に動揺を隠しきれない今日この頃です。しかも二回も(笑)

しかしそんなことで、揺らいでるようじゃストレスが多い現代で生きてくのはハードモードなんで瞬時にリセットもしくはリリース。

三度目にしてようやく借りることが出来ましたよぉ。

この作品、なんといってもアンソニー・ホプキンスが主演ということでめちゃくちゃ楽しみで仕方ありません。

羊たちの沈黙シリーズで背筋が凍るほどの怪演に魅了されて以来、ファンになっちゃいました。

いやぁ~~~ほんとにおぞましいったらありゃしない。まだ観てない人とには強く、強くオススメします!(グロ無理な方はやめといた方がいいですが)

しかし、アンソニー=羊たちの沈黙の人というのはちょっぴり可哀そうかなとも思います。

だって演技をしてない時も、あんなことやこんなことしてそうだと思っちゃうんですもの(笑)

いやもしかしたらホントに・・・・・

って冗談はさておき、

仕切り直してまして、これより映画「ブレイン・ゲーム」のレビューをしてきたいと思います。

 

映画「ブレイン・ゲーム」の評価

予知能力を使った頭脳戦というテーマの裏には、「倫理とは何か?」という裏テーマも用意されおり、色んな視点から楽しめる作品。

しかし裏テーマに重心が偏りすぎて、本来の見どころである「頭脳戦に物足りなさがあった」ことは否めない。

例えるならトーク力ばかり磨いて、切る技術を疎かにしている新米美容師みたいな感じだ。

まぁそこまで言うとちょっと言い過ぎに聞こえるかもしれないが、視聴後の感想としては「頭脳戦を楽しみにしてて借りたのに、しかもレンタルビデオ店に三度足を運んで・・・・・・」

という感じなのでやはり、このくらいの例えがちょうどいいということになるだろう。

それではこれより、この映画を三つの視点から評価してきたいと思う。

ストーリーの評価

設定はありきたりとまでは言わないが、よくある話なので新鮮さという意味では物足りない。

頭脳を駆使したバトル展開では、興奮こそするものの人に勧めたくなるレベルかというとそうではないので、少々改善の余地ありかなと思う。

しかし裏テーマ(ネタバレになるので詳細なし)は非常に考えさせられる内容になっており、仲いい友達と討論するに値するテーマだと思う。

裏テーマについては高得点。

全体的に評価するのであれば、10点満中6点といったところだろう。

個人的にはもう少し登場人物の心境をオープンにして、感情移入できるシーンが欲しかったのと、頭脳戦に力を入れて欲しかった。

 

演出の評価

これはどう評価するか迷いに迷った。

一見迫力がある様に観えるがどこか安っぽさを感じてしまったからだ。

頭脳戦とを描くには演出が肝になる。演出によって台無しになる作品も多々あるだろう。

今作は・・・・・

冷静に考えた結果、8点ということにしたいと思う。

不気味な効果音と共に様々な画が走馬灯のようにして映るアノ演出。

安っぽさを感じるのは否めないが、アレは本作のテーマに沿った演出法だと思ったからだ。

あれ以上画を増やしてしまうと、「次の展開を予想しながら観る人」にはヒントを与えすぎになってしまう。

それにストーリーが冴えないことで飽きかけた視聴者を一瞬で引き込み直すレベルではあった。

効果音やBGMに関してはノーコメントということにしておこう。

いややはり映画好きとしてハッキリ言おう。

「センスが感じられない」

の一言だ。

まぁBGMも画との不調和感が逆に刺激になっていたちいうことも出来るが。もしやそれを狙ったのか?だとしたらやりよる・・・・

ということで演出に点数をつけるなら7点といったところだ。

 

演技に関しての評価

結論から言おう。9点だ。

もうアンソニー無双といってもい過言ではない。

ラストの長いセリフの掛け合いもそうだが、そのまえの被害者の親族に会いに行ったシーンでも彼の演技力の高さは存分に発揮されていた。

ささやきかけるようにして、ジワジワと相手の心の奥底に入っていくような話術は凄いの一言だ。

彼の話術は観るのはもちろん、聴くだけでも非常に魅力的だと思う。

果たして心理学でも学んでいたのか?

そんなことはさておき、本当に彼の演技には非の打ちどころがないんだ。

他の出演者も良い味出してるが、彼の足元にも及んでない。

そもそも彼は地面にはいないのだ。神に1番近いエベレストの山頂にでもいるのだろう。

だから足元に及ぶはずがない(笑)

ということで点数をつけるのならば9点だ。

 

映画「ブレインゲーム」の総合評価

それでは全体的な評価を下そうと思う。

映画「ブレインゲーム」の評価は・・・・・・・・・・

 

 

ずばり星3.5個だ。

アンソニー相変わらずヤバイけど、誰かにオススメできますか?と聞かれたら「アンソニ―大好きな人」くらいにしかオススメできないからだ。

名作とも呼べないし。

※ここからはネタバレがありますのでご注意ください。

映画「ブレイン・ゲーム」の感想

苦しみながら息絶える人を苦しむ前に葬るのは正義なのか?

チャールズの犯行の動機は、「近い将来苦しみながら死にゆく人を、そうなる前に楽に息の根を止めてあげる」ということです。

チャールズ自身はこの考えを1mmも迷いなく正義としていましたね。

それにカウルズとジョンこの事について討論を交わすシーンではジョンは少だけチャールズに肩入れしているようにも見えました。

そしてラストシーンではジョンの過去の映像が流れます。

病室のベッドで、「痛い、痛い」と苦しんでいる娘の姿に見かねて、薬を投与するジョン。次の瞬間、娘は息を引き取りました。

物語はそこで終了し、なんだかモヤモヤした気持ちに包まれました。

犯人の行為は正しいのではないか?

と思った自分がいたからです。

いやそんなことはない。と言いつつも、ちゃんとした理由をみつけられずに、またモヤモヤ。映画を観終わったすぐだったので疲れで頭が上手く働かずなかなか答えが見出せません。

そして数時間後近くのカフェにて冷静に考えた結果一つの答えに辿り着きました。

それは「チャールズの考えは間違っている。」

ということ。

理由は、被害者は自分で死にたいなんて一言も言ってないし、たとえそう思ったとしても、命を絶つ方法は他にもある。病気の主が子供なら親がラストシーンのジョンみたいに覚悟決めて天国に送ればいい。それにもし自分が被害者の立場なら、天国に行く前に整理したいことだってあるし、やりたいこともある。要するにタイミングは自分で選びたいと思うはずだ。

それに、親族だって、誰か分からない奴にいきなり子供をこ〇されるのはかなりのショックだろうし。

とにかく一概に言えることは、「チャールズの考えは全て自身のエゴでしかない」のだ。

合理的と言い張っているが、それは自分にとってであり、こ〇される方の意見は聞こうともしない。

ただ単に、自分が能力を通して見える光景に耐えきれなくなっているだけなのだ。

だから、私は思う。

 

「お前、ビデオテープ内でカイルズに対して自分は正常とかなんとか言い張っていたけどな、ハッキリ言って異常中の異常だよ」

てな。

 

はぁやっとスッキリした。

 

でもこんなことすぐ整理できなかった俺も、少し頭バグってんのかな?

なんてことも思っちゃったな。

 

おわりに

期待していたけど、そんなに面白くはなかったですね。

ただ、アンソニ―・ホプキンスの演技を観れただけでも、観た甲斐がありました。

ということでこれにて映画「ブレイン・ゲーム」の評価&感想を終わります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

 

 

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ガタヤン
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今まで観てきた映画は累計1000タイトル以上。専業主夫をしながらオススメの映画を紹介していきます。1番好きな映画は『ジョー・ブラックをよろしく』。趣味はテニスとサッカー観戦とサウナです。質問などあれば【お問い合わせ】をご利用ください。